Hello My God.

「あー…」

この世に神様なんて居ない。
私はそう思ってる。

だって、この世に宗教ってモノが沢山あって。
その宗教の神を信じるっていったって。

神様がそんなに居てたまるかってんだコノヤロー。

「つか、眠い」

ボーっと芝生の上に寝転がりながら は呟いた。

「神様なんているわきゃねぇってーのー」
「お前神様信じてないんだ?」
「まーねー。神様ったってどうせ伝説の産物でしょ」
「ま、そりゃそーだろなー」
「…って、あんた誰よ」

悠長に話をしていたが は体を起こして自分に話しかけてきたそれに問う。

「俺?俺はMZD」
「変な名前」
「うっせ。お前は?」

「ふーん…」

MZDは私と同じように芝生に座った。

「お前さ」
「何」
「何で神様信じねぇの?」

意外な質問だった。

「何でって、伝説によって作られた産物だからよ」
「ふぅん…。まぁ、こっちの世界じゃ珍しくも無い、か」

は?今何つったこいつ?

「こっちの世界、つったんだよ」

私の心を見透かしてるかのようにMZDは言う。

「まさか別世界人とか言わないでよ」
「そのまさか、だな」

狂ってんとちゃうかこいつ。

「俺は狂ってなんかねぇよ平常だ」
「…私もしかして口に出してる?」
「何で?」
「私が心で思ったことにあんたが返すから」
「だって俺読心術使えるから」
「はー?ワケ判んない」
「だって神だし」
「余計ワケ判らん。頭いかれてるんじゃないの?」

そうよ。おかしいわよ。
そもそも別世界の人間なんているわけ無いじゃん。

「この世界の、じゃないけどな。俺はポップン世界の神だから」
「あっそ」

勝手にいってればいいじゃない。

「あぁ、勝手にいってるよ」
「あんた、気持ち悪いわ。人の心読んで。プライバシーの侵害なんじゃないの」
「ははは、いえてるな」

じゃあね、私、用あるから。
そういっては立ち去る。

不思議な人。
神様なんて居るわけ無いじゃない。

 

「…はー、やっぱりなぁ…」
『判ってるなら言わなければいいじゃないですか』
「ま、あーゆうのは騙しがいがあるんだよ。あーすっげぇ楽しみ」
『で、どうするんだ?』
「とりあえず拉致るか」
『そんなことさらっと言わないでくださいよ』

それから何日かして、未知の世界に拉致られるとは思いもしないであろう は、夕食の準備に取り掛かり始めていた。

BGM:ハネウマライダー(ポルノグラフィティ)
2006/07/19

神様信じてない人。しかもこの世界実はポップンあるんだけど興味ない人。