Apple.

「大佐」
「何でしょう?」

このやり取りが何度続いたことだろう。

「仕事をしたいんですが」
の分まで終わらせましたよ」
「書類を運ぶ仕事が残っています」

だから。

「いい加減どいてください」

現在の状況―――。
場所・ジェイドの執務室。
状態・ジェイドが執務机に を押し倒している。

「嫌です」
「どいてください」
「だから、嫌です」
「キレますよ」
「止められますが、何か?」
「………」

溜息を吐き出す

「何がしたいんですか」
「この体勢で襲う以外に何かありますか?」
「…。仮にも此処は執務室ですが」

人、来ますよ。
そうジェイドに言うが彼はお構い無しだ。

また溜息を付いて。
今日何度目の溜息だろう。
そんなことを考えていると耳に息がかかって妙な声を上げる。

「たっ、たた、大佐ぁああああ〜…」

最早泣きそうな声を上げる のその顔を見てにっこりと微笑んで。
いつの間にやら手袋を外していた手が の足に触れる。

「―――っ!!!」

それが 恥ずかしくて は顔を逸らす。
やめてと抵抗してもその抵抗は空しく空を切るだけ。
寧ろ抵抗すると余計、に。
―――彼にスイッチが入るのだ。


「お、お願いで、すからや、めてくださ…い…」
「嫌です」

にっこりと。
最後にハートでも付きそうな勢いで、彼は微笑んでいた。

「やっやだぁあああ!!!!」
「ほらほら、暴れると―――?」
「ちょ、た…っ、ジェイドってばぁああ!!! 嫌だってホントマジで勘弁してくださ…っあ…!!」
「嫌ですよ」
「いやぁああああああああ!!!」

林檎のように真っ赤な の悲鳴も、空しく響き渡るだけだった―――。

BGM:愛なき… / まほろば○△(ポルノグラフィティ)
2006/04/04

大佐は鬼畜だと思うけどネタが無いので鬼畜考えながらやってたら何故か変態佐になりました。